2007年8月22日水曜日

明石家さんちゃんねる 専属女子アナ採用試験SP

 見ちゃった。

下は18歳くらいから、上は40代の女性、総勢数百名がたった1つのアナウンサーの席を奪い合うという番組。よくある構成の番組。構成は簡単に予想できるし、内容もよくある番組。

 ではなぜ見てしまったか。それはオーディションに全力を尽くす参加者達が魅力的だったから。それは肌がきれいとか、胸が大きいとか、そういうことではない。
 その魅力は一つに皆が一生懸命だから。これは、アナウンサーになりたいのだから当然だ。当たり前なので驚きは全くないが、僕はそういうのに弱い。
 そして、もう一つ大きな魅力があった。それは、彼女らの行うパフォーマンスに意外性を感じたということだ。言い替えれば新鮮だったのだ。
 かわいい顔したあの子が、あんなに馬鹿な顔をしている。いい年したオバサンがぶりっこぶっているような姿。そりゃぁ、そういう女性はたくさんいることは知っている。よくわかっているよ。でも、今日は新鮮に感じたんだ。
 
 それには理由がある。僕の日常の生活は起きてから寝るまで、パソコンや書類と格闘することが中心だ。もっともその先に見ている光景は、人が喜ぶ姿だが、あくまでも頭の中でだ。実際に人と接する機会が極端に少ないのだ。特に最近はそのような色合いが強かった。そのせいだろう。とはいっても、これもブラウン管を通してなのだけど。
 
 とにかく、彼女らは魅力的だったよ。自分というものをしっかり持っていて、それを必死に伝えようとしていた。僕よりも20年以上長く生きているオバサンが、必死に「あほ」をやっている。テレビではなかったら馬鹿にされていること間違いないだろう。いい年をして何をしているんだと。それがテレビではなく、日常の光景であっても僕はそういう人達を揶揄するのは好きではないのだが、そういう願いはことごとく裏切られる。他と異なる人を浮いているとして避ける人間が多いからな。いじめはその典型。

 少し話がずれかけたから修正するが、彼女たちとその番組を見て、俺が一番強く感じたのは「細かいことは考えずにひたむきに行動する姿は美しい」ということ。いや、相当作戦を練っているに違いないが、あの細かいことは忘れさせるような大きな動き。ほんとうに、いい。

 僕の生きていく道は、アナウンサーのように華やかなものではないだろう。これまでもそうだったように、これからも華やかな世界を羨ましいと思うこともあるかもしれない。だが、そう思い、そのような世界に目を向けた瞬間、実は目を向けているのではなく現実から目を背けているだけだということに気がついてしまう。僕は華やかな世界の舞台にたつわけではなく、それを作り上げる人間なんだ。縁の下の力持ちとでもいおうか。ただ、これは自分がそう思い込んでいるとか、融通が利かないとかそういうことではないから誤解しないでもらいたい。
 当然、下から支えるだけで終わるつもりは全くない。上から包み込んであげられるほどの人間になるためには避けられないと考えてのことだ。

 きれいなお姉さんには負けられないよ。今日はありがとう。そして見えない人達も。素直に夢を受け取らせていただきます。

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